LCWに申込み時の年齢、職業:26歳、不動産・建設プロジェクトマネジメント
【体験談】
キャリアアップの関係で英語を学ぼうと思い、言語コーチングの方にお世話になったのがきっかけでコーチングに興味を持ちました。自分もコーチングを学ぼうと思い調べていると、「ライフコーチワールド」のホームページを発見。
「一人ひとりが、自分の人生に責任を持ち、想い描いた人生を、自由に生き抜いて欲しい」というメッセージに共感し、受講を決意しました。しかし、受講は満席で次の期を待つことに。
当時の私は、新卒から転職を2回ほど繰り返し、学生時代から一転して、「うまく行かないな」と感じる日々がずっと続いていました。自分の専門を活かせないといけないとか、仕事はしっかりやらないとダメだとか、そんなことばかり考えて、早くこんなつらい日々から抜け出したいとずっと思っていました。
LCWの体験談を見ていると、過去に大変な人生を歩みながらも、元気に活動されている人が多かったのを見て、「私も元気に自分らしく活動できたら」という思いもありました。受講が待ちきれず、いち早く学びたいという思いもあり、ライフコーチをつけて私自身を見つめる時間も作っていきました。
LCWに参加してみてわかったことは、「私の生き方ってダメじゃなかったんだ」ということ。
社会人になってから自分で持っていた「何度も転職するのはダメ」という感覚。誰かの声を基準に私の中で「正しい生き方、ルール」みたいなものを持っていたからだと気づきました。些細なことにも周りの声にグラグラと揺れる自分を見つめ、「気にしなくて良いんだよ」と声をかけつつ自分の感じることに意識をむけていきました。
正直なところ、私はこのトレーニングを受けるまで「感じる」ことを疎かにしていたと思います。全ては思考で解決できると思っていたし、「感情なんてどうしようもない、抑えるしかないものだ」と思っていました。
しかし、LCWで学んでいるうちに感じることについて向き合い、自分の感じていることも大事にしながら意思決定していくようになりました。
そして、この感じていることこそが、一人ひとりバラバラで、個性として現れるのだと気づきました。
卒業した今も、感じることを大事にすることで、自己基盤が整ったり、自分自身の今を認めて受け取れるようになったと感じます。
そして、それぞれの生き方をしてきた、同期やトレーナーと対話する時間。皆同じものを共有しているにも関わらずそれぞれなんだと言うことを実感し、でもその一方でまとまっている部分を感じ、、、、それぞれが認めあっているからできる空間なんだとわかりました。
今まで、考えが違う人とは一緒にいれない、と思っていた私には衝撃でした。どんな生き方も、どんな選択も間違いじゃないし、自分で選んでいけばいいんだと思えるようになりました。
私がLCWをおすすめしたい人は、
・自分で作ったルールで苦しんでいる人。
・自分自身で人生の舵を握って生きていきたい人。
・クライアントだけでなく、自分が幸せに生きていきたい人。
今後はライフコーチングを、必要としている人にどんどん届けていきたいと思っています。
特に、真剣に考えようとして行き詰まっている人、周りの声に影響を受けて何をしたら良いか迷っている人が自分の感覚を大切にし、自分らしく生きていくことができるように、ライフコーチングの力を活かしたいと思います。
過去のどんな私も、私であることを受け入れて、私らしく生きていく。常にチャレンジして、自分を磨き続けながら、今、ここにいる自分を大事にして生きていきたいと思います。
為近 奈央
1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。