横浜 ライフコーチトレーニング21期生 辻 年喜さん:愛知県(執筆2023年07月)

LCWに申し込んだ時の年齢、職業:39歳、メーカー勤務

【体験談】

私がライフコーチワールドで学んだのは2022年4月〜2022年9月まで、39歳の時でした。

まず、ライフコーチワールドに入るまでの経緯からお話しします。メーカーの総合職として働く私は、自分を活かすことができない状態が長く続いたことで、37歳の時に心に不調をきたしました。それをきっかけに、自分の内面に向き合うようになり、内省をしてはノートに気持ちを書き出し、自己理解を進める2年間を過ごしてきました。

 少しだけ心が回復してくると、同じように苦しむ人の役に立ちたいと、心理学も学びましたが、マイナスからゼロに戻すだけではなく、さらに前向きに生きていける後押しがしたいと思うようになりました。

 一方で、人生の長い時間割いている仕事については、自分一人では全く向き合うことが出来ない状況でした。人生や働き方をどうしていくか一緒に考えて後押ししてくれる人はいないかと探し始め、その時にライフコーチという存在を知りました。自分にこんなにもぴったりなものが世の中にあるんだ!と驚きました。そしてライフコーチの中でも草分け的存在のゆきさんに、コーチングの申込みをしました。

  オリエンテーションで初めて自分の生い立ちを正直に話すのは自分にとって非常に怖いものでした。でも、受け入れてもらったことで、それまでの重荷が一気に軽くなったのを覚えています。

  そして、自分のビジョン、価値観についてコーチングを通して見つめていく中で、前向きに夢に向かって生きたい人の背中をしたいと言う気持ちがさらに強くなり、ライフコーチワールドで学ぶことにしました。

  こうして通う事になったライフコーチワールドでの半年間は、忘れることのできない時間です。名古屋から新幹線で横浜に通いましたが、日常から環境が一変し、1日はカリキュラムで一杯ですが、終わった時には心が元気になって帰路についたのを覚えています。帰り道での仲間との何気ない会話、改札でのお別れの挨拶、良い思い出です。

 仕事の面でも非常にきつい時期でした。毎日トラブルの対応に悩まされ、苦しい日々が続いていました。それでも自分を保って、成長しようと前進できたのは、ゆきさんやライフコーチワールドの仲間との時間があったからです。内面や感情も素直に共有できる仲間の存在、安心感はとても大きなものでした。

  毎週ライフコーチワールドの仲間たちとzoomで学びやセッションを続けることで、ライフコーチワールドのフィロソフィーが体の芯まで染み渡って、考え方が変わり、心が強くしなやかになっていく。そんな感覚に包まれる半年間でした。知識をただ教わるだけではなく、じっくりと自分に向き合う時間が半年間続くので、在り方から変わっていけるのだと思います。

  これはライフコーチワールドを受講した多くの人が感じることかもしれませんが、受講期間の半年の間に自分では信じられないほど成長し、人生が大きく動く経験をします。

  私の場合、自分のキャリアをチェンジするためのチャレンジをいくつもしました。会社の外に出た時の自分のリアルな評価を知ったり、仕事を変えたらどうなるか自分の足を使って実感することができました。

  さらに、自ら出世のレールから降りると言う決断をし、職場に宣言しました。管理者をしていましたが、無理を言って降ろしてもらいました。自分の人生を自分で決めたことによって、会社で評価されないといけない、評価を上げるために苦しい仕事も頑張ってやらないといけない、早く昇進しないといけないと、自分を縛り付けて動けなくしていた鎖を、一気に断ち切ることができました。

  卒業後ですが、会社の評価や上司の評価にとらわれず、本当に組織にとって課題だと思うところに、信念を持って率先して手をつけることができるようになりました。そのように行動していくことで、行動力や判断が格段に速くなり、仕事の質もあがりました。さらに、自分の今までの経験や強みを生かせる分野に出会うことができました。今は以前と同じ部署にいるにも関わらず、以前とは別人のように日々仕事にやりがいを感じながら働いています。

 また、ライフコーチの活動にも精力的に取り組んでいます。社会の中で生きづらさを感じながらも、自分を活かしきれずに苦しんでいる人が、イキイキと夢とやりがいを持って活躍できるようになる。私だからこそ届けられるコーチングを目指し、ライフコーチングの提供を行っています。ライフワークとして、10年、20年と長く、大きく輪を広げていきたいと思っています。

   将来、この道がまた大きな1つの道になって、自分だけのオリジナルの人生になっていく。そんな未来をこれからまた造っていけると思うと、今から楽しみです。そして、同じように未来を楽しみに生きていける人が増えていく事を心から願っています。

辻 年喜

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