☆コーチングの認定資格について

ライフコーチワールド主宰の林忠之です。

2006年から国内最大手2社(コーチA、CTIジャパン)
を含む3つのコーチ養成機関でコーチングを学び、
また、のべ500人以上のコーチ養成に携わりながら
ライフコーチの草分けとして活動。

10年の時間を費やして、世界最高峰と言われる
「国際コーチ連盟マスター認定コーチ」の
資格取得までの経験をした林忠之が見る
「コーチングの認定資格」についてお伝えします。

まず、大前提として、
コーチングには”国家資格”は存在しません。

すべての資格は”民間”の資格です。

私たちライフコーチワールドも、
「LCW認定ライフコーチ」資格を独自の基準で
審査・認定をしています。

様々な団体において、
「一般社団法人」や「NPO」や「〜〜協会」という団体名が使われ
資格の発行母体となっています。

字面や音の響きから「公的機関」のように勘違いしそうですが、
すべて民間です。

その中には、「日本○○協会」や「東京○○協会」などと、
国名や都市名が含まれることで、さらに、
あたかも「公」な雰囲気を醸し出しているものもありますが、
あくまでも民間の組織ですので”勘違い”せず、
理解した上で、お付き合いされるようにご注意下さい。

さて、日本のコーチングの歴史を辿ると、
1997年に、コーチ21(現、コーチ・エィ 代表:伊藤守氏)が
CTP(コーチトレーニングプログラム)という名称で
日本で初めてコーチの養成をスタートしました。

そのあと、2000年にCTIジャパン設立(代表:榎本英剛氏)。
米国CTIのプログラム「コーアクティブ・コーチング」を日本で開催。
この2社が日本のコーチング業界をリードすることになります。

この2社は「国際コーチ連盟」の認定を受けた
コーチのトレーニングプログラムを提供しています。

ちなみに林は、2006〜2009年まで、
コーチ21(現、コーチ・エィ)のCTPを学び、
2013年に、某コーチングスクールにて学び、
2014年に、コーアクティブ・コーチングを学びました。

私たち、ライフコーチワールドを含め、
多くのコーチングスクールの代表者が、
コーチ21(現、コーチ・エィ)でコーチングを学び
そのエッセンスに独自視点を加えて
コーチ養成プログラムを提供しています。

この最大手2社のプログラムを受講し、
それぞれの審査基準で実施される試験に合格すると
以下のような資格が取得できます。

【コーチ・エィ】
一般財団法人 生涯学習開発財団認定コーチ
一般財団法人 生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ(★)
一般財団法人 生涯学習開発財団認定マスターコーチ

仕組み的に、表向きは、財団が発行しているように見えますが、
実態としては、コーチ・エィが運営・発行していると言っても、
過言ではないと思います。

これらの資格は、数年毎の更新制度をとっており、
更新のためには、コーチ・エィが実施する
指定のトレーニングの受講が必要となります。

【CTIジャパン】
米国CTI認定CPCC(★)
CPCC=Certified Professional Co-Active Coachの略

時々、CPCCを取得している方が、「国際コーチ連盟認定CPCC」と
表記しているのを拝見しますが、これは間違いです。

CTIのトレーニングプログラムは認定されていますが、
資格自体は、米国CTIが認定しているものであり、
国際コーチ連盟が認定しているものではないので勘違いのないように。

上記の(★)印がついている2つの資格は、
ともに「コーチング実績100時間」が受験資格の1つに入っています。

ですので、この資格を取得しているコーチは、
クライアントとともに、少なくとも、100時間のセッションを
実践した経験を持っていることが証明されています。

個人的には、この2つの資格がプロとして活動する上で、
目指すべき最低ラインの資格だと感じています。

しかしながら、上記2つの資格は、上記2つの養成機関でしか取得できません。

私たちライフコーチワールドが発行している資格も同じく、
私たちが提供する「ライフコーチトレーニング」を受講し、
独自の試験に合格しなければ取得できません。

ある意味、閉じられた資格とも言えます。

そこで、業界全体により開かれた資格として
「国際コーチ連盟(ICF : International Coach Federation)」の
発行している認定資格をご紹介させていただきます。

※国際コーチ連盟(ICF : International Coach Federation)についてはこちら

国際コーチ連盟の資格は、以下の3段階あります。
以下に示している「受験資格」は、大まかな表現をしています。
コーチング業界のことをよく知らない方に対して、
あまりにも細かいことをお伝えし、
逆に混乱させてしまうことを避けるためですので、
あらかじめご了承くださいませ。
(正確な情報をえたい場合には、国際コーチ連盟のHPをご確認下さい)

・ACC(Associate Certified Coach)
アソシエイトとは、「准」・「準」など連なるものの意。
看護師や教授にも、「正」の前の「准」がありますね。 「プロ」の前というイメージでしょうか。

以下を満たすことで受験資格が得られます。
60時間以上の専門教育を受講。
クライアント数は最低8名で、合計100時間以上のコーチング実践の実績。
10時間以上、メンター資格を有するコーチより、コーチングを受けること。

・PCC(Professional Certified Coach)
言葉通り、プロレベルの資格になります。

以下を満たすことで受験資格が得られます。
125時間以上の専門教育を受講。
クライアント数は最低25名で、合計500時間以上のコーチング実践の実績。
10時間以上、メンター資格を有するコーチより、コーチングを受けること。

・MCC(Master Certified Coach)
マスターは、「達人」「指導者」などの意。指導者レベルの資格になります。

以下を満たすことで受験資格が得られます。
PCCを取得していること。
200時間以上の専門教育を受講。
クライアント数は最低35名で、合計2,500時間以上のコーチング実践の実績。
PCC受験の時とは別のメンターコーチより、3ヶ月以上のコーチングを受けること。

試験は大きくは以下の2部構成
・CKA(Coach Knowledge Assessment)というWebテスト
・セッションを録音した音源による審査(クライアントの許可を得て録音し、提出)

これらによって、ICFが定めている”倫理規程”と”コア・コンピテンシー”を
どのようなレベルで満たしているか?が審査されます。

ちなみに、林がMCCに合格した時、
国際コーチ連盟から頂いた審査結果がこちらです。

result

このような感じで、
クライアントとの信頼関係を築く力や、
アクティブリスニング力、質問力、フィードバック力、
クライアントのアクションプランのデザイン、
その実行をクライアント自身がマネージするのを
サポートする力などを審査されます。

あくまでも、MCC林の表現ではありますが、

ACCレベルは、コア・コンピテンシーを理解してはいるが、
クライアントの「テーマ」に焦点が当たっていて、
まだ、クライアントとの完全な安心感が醸成されていないレベル。

PCCレベルでは、コア・コンピテンシーを理解し、
クライアントの「テーマ」だけでなく、
「クライアント自身」にも焦点が当たっているが、
コーチが「よりよいコーチングをすること」にも意識が向き、
コーチ自身やクライアントを完全には信頼できていない。
また、その障害となっているものが何かに気づけていない。

MCCレベルでは、コア・コンピテンシーを体現し、
相互の関係性と、その瞬間からのみ生まれる新しい気づきに、
つながっていることを知っている、信じている。
会話におけるあり方が自然で、
コーチングするために”頑張る”必要がない状態。

ライフコーチワールドの認定資格については、
こちらのページでご案内しています。

プロとして、ライフコーチを目指す方には、
まずはLCW認定ライフコーチ試験にチャレンジしていただき、
その後、ACCの取得に向けて力をつけていくことをお勧めしています。

関連リンク
ライフコーチワールドの認定資格
コーチ・エィ
CTIジャパン

関係リンク(外部サイト)
International Coach Federation
国際コーチ連盟日本支部