LCWに申込み時の年齢、職業:47歳、主婦
【体験談】
私がLCWと出会ったのは丁度一つの大きな仕事が終わりに近づき、次に何をして自分をステップアップしようかと模索していたときでした。その時の自分を今振り返ってみると「何かを手に入れて誰かから認めて欲しい・賞賛してもらえる自分でいたい」そんな風にがつがつと求めていました。
10月の大きな台風の影響でのリスケジュールもある中スタートした集合トレーニング。段々とざわついていた世間から切り離されて、自分と向き合い、わき出てくる沢山の気づきに、私は「頭を鈍器で殴られ目から★が出る」ような感覚に何度もなりました。
一方向からしか自分を見てこなかったなと感じました。そして物事や自分自身を「良い・悪い」や「上・下」「出来た・出来ない」のような基準で無意識に評価している自分にも気づきました。
LCWの学びは、日常の中にも同時に目を向けると、ありとあらゆる所に隠れていました。自分のことを主張することが多く、他人の話を聴こうとしなかった私は、言葉の中やその裏にある真実が、言葉を放っている人の宝のように感じるようになりました。
テレビの中や、周りの人の言葉の中にもアンテナを立てて聴くと、発信している人の気持ちや感じ方をキャッチ出来るようになり、その人のあり方を尊重する学びになりました。
そして、私は人が好きだな・・と感じています。
年齢も環境も違った仲間と出会うこともまた、大きな宝となりました。彼らと学ぶ中で、一つの事実の見方が多方向になりました。
今までは日常の中で、他人の言動に「それは違う!」と強く反応していました。全て変わったか?・・それはありません。反応しても、「また反応してるな~私は」とまずは自分を認めています。すると自分と感覚や考えが違っていても、一つの見方として素直に「見・留める」事が出来る。他者からもらった「メッセージ」を、自分で腹落ちさせて上手く取り入れることが出来た場合には、可動域が大きくなることを体感しました。
あるがままの自分を認め始めた私は、私自身に心からの感謝をすること、肩の力を抜いて、ゆるり・ふわりと、ありのまま行きたい方向へ軽やかに進んでいきたいと思っています。そんな私の人生を反映させた「私らしいライフコーチ」の「あり方」を創造していきたいと思います。
私がLCWをおすすめしたい人は、「幸せになりたい・自分と向き合いたい・気づきが欲しい・夢を実現したい」とても大きく抽象的な言葉ですが、そんなことを心が叫んでる人です。
どんな状況であってもその気持ちがいつでも自分を応援してくれて、LCWで仲間と共に学ぶ中で、自分自身を整え始めると、乗り越えられない壁だと思っていた物を、そうではなかったと気づくことが出来て、前に進む手助けをすると感じたからです。
「事実は一つでも見方は色々で、全てが正解でも不正解でもない」
卒業時もまた、コロナで自粛が・・と世間がざわついている中終わりましたが、LCWで学んだ私は心にあるこの言葉の通り、この時期だからこそ自分のあり方をより見つめ直すチャンスと感じること、そして、家族との時間を貴重で愛おしい物と感じ日々穏やかに暮らしています。
ジリリさおり
1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。