☆ライフコーチの資格取得にかかる費用はいくらくらい?

日本のライフコーチの草分け
ライフコーチのゆき、こと、林忠之です。

「ライフコーチの資格取得にかかる費用っていくら?」
という質問にお答えします。

この記事では、
コーチングの資格ってどんな資格があるの?
その資格取得にいくらくらいかかるの?
「コーチングの資格」をどう捉えるか?(林忠之の主観)
について書きます。

ちなみに、ボクは、
現在、国際コーチング連盟マスター認定コーチを保持。
一般財団法人生涯学習開発財団の資格を放棄。
CTIジャパンでは、基礎&応用コースのみで資格は未取得。
となっています。

コーチングの資格ってどんな資格があるの?

「資格」には「国家資格」と「民間資格」がありますが、
コーチングには「国家資格」はありません。
すべての資格は「民間資格」です。

「〜〜省認定」「内閣府認定」というような
言葉を使っている団体もありますが、
勘違いしてはいけないのは、
「資格」を認定しているのが「〜〜省」「内閣府」ではなく
その運営団体を認定(認証)している場合がほとんど。

「民間資格」の中でも、
パターン1)スクールの認定資格
パターン2)表向きは財団名で、実質、スクールの認定資格
パターン3)国際コーチング連盟のように第3者機関の認定
に大きく分かれています。

ボクが学んだ日本を代表する2つのスクールの場合、
コーチ・エィさんでは、パターン2)とパターン3)にチャレンジできます。
具体的には、一般財団生涯学習開発財団認定コーチ資格と、
国際コーチング連盟の認定資格です。

CTIジャパンさんは、パターン1)とパターン3)にチャレンジできます。
具体的には、Certified Professional Co-Active Coach(CPCC)と、
国際コーチング連盟の認定資格です。

ボクが主宰するライフコーチワールド®︎では、
パターン1)とパターン3)にチャレンジできます。

つまり、ライフコーチワールド®︎認定ライフコーチ資格と
国際コーチング連盟の認定資格です。

その資格取得にいくらくらいかかるの?

以下の金額は、あくまで”目安”として最低金額を計算したものです。
2023年2月23日時点で調査したものになります。

コーチ・エィさんでは、「リーダー向けコース」「プレミアムコース」と
受講目的によってコースが分かれていますが、
スクールの認定資格を取得するには、最低110万円(税込)。
国際コーチング連盟の資格取得には、最低170万円(税込)。
※国際コーチング連盟の認定資格受験料/約5万円も考慮。

ただし、「ライフコーチ」という視点で見た場合、
内容が完全にビジネスに振り切れているので、
「コーチング」の中でも「ライフコーチング」に
興味を持たれた方にとっては、違和感があるかもしれません。

CTIジャパンさんでは、コースが細かく分割されていますが、
ここには「メンターコーチング費用」が含まれていません。
HPに記載されている受講費用に加えて、
「メンターコーチング費用」が必要になると思われます。
1時間1.5〜3万円(税別)で提供しているコーチが多いので
ここでは、仮に1時間2万円(税別)として、
10時間分の費用を20万円+税=22万円(税込)を加算します。

資格取得までを一旦のゴールと考えた場合には、
基礎&応用 約74万円(税込)
上級コース 約83万円円(税込)
メンターコーチングフィー(仮) 22万円(税込)
最低合計金額 約180万円
スクールの認定資格を取得するには、最低180万円(税込)。
国際コーチング連盟の資格取得には、最低185万円(税込)。
※国際コーチング連盟の認定資格受験料も/約5万円も考慮。

●ライフコーチワールド®︎では、拠点によって受講料が違います。
また、上記2校と比較すると、少ない費用で始められますが、
トレーニングの時間数が半分くらいです。

資格取得にかかる費用の要素は、
・ライフコーチトレーニング受講料 約40〜55万円
・メンターコーチング費用 約20万円〜40万円
・認定資格受験料 約2万円〜5万円程度

スクールの認定資格を取得するには、最低62万円(税込)。
国際コーチング連盟の資格取得には、最低67万円(税込)。
※福岡/札幌校で受講の場合
※国際コーチング連盟の認定資格受験料も/約5万円も考慮。

代表の林忠之をメンターコーチにつける場合は、
それぞれ税込で、80万円、85万円程度となります。
※福岡/札幌校で受講の場合
※国際コーチング連盟の認定資格受験料も/約5万円も考慮。

どのスクールで学ぶにせよ、国際資格を取得するまでの期間は、
どれだけ早くとも1年。平均的に1年半〜2年かかる方が多いです。

「コーチングの資格」をどう捉えるか?

ここからは、あくまで「主観」となりますが、
現在、国際コーチング連盟マスター認定コーチを保持し、
一般財団法人生涯学習開発財団の資格を放棄、
CTIジャパンでは、基礎&応用コースのみ受講し、
資格取得まではしないという選択をした
ライフコーチワールド代表の林忠之の考えをお伝えします。

コーチとして活動をするために必要な資格はありません。

しかし、ライフコーチは、クライアントの人生全体に関わります。
そして、クライアントの心の奥、無意識の領域にまで
セッションを通して触れていくことのあるパートナーです。

そんな「役割」「立場」であるからこそ、
コーチとしてのあり方やスキルを磨き続ける必要があります。

一時的に、試験に合格して終わりではありません。

特に、本業とか副業とか関係なく、
プロとして活動していこうという方は絶対です。

以下のような気持ちで「コーチング」や
「コーチングの資格」に向き合っていないと、
クライアントに対して失礼だとボクは思うのです。

(辛辣な言葉をあえて使います!!)
ときどき、アホな超アマチュアコーチが
「私はプロだから、自分にコーチ不要。
セルフコーチングできるから」などと発言しています。

しかし、ボクが尊敬する素晴らしいコーチたちは、
プロであればあるほど、学び続けていますし、
自分には見えないところ(盲点)があるという
心理学上も超基本的なことをわかっているので
皆さん、ずっと自分にもコーチをつけ続けておられます。

もちろん、ボク自身もコーチングを学び続けていますし、
2006年にコーチをつけ続けて以降、
1月たりともコーチをつけていない期間はありません。

それどころか、コーチをつける素晴らしさを知っているので、
書籍執筆のため、コーチングスキルアップのため、
自己基盤を整え続けるため、など、
最高3名ほどのコーチを同時につけている期間もありました。

話を資格に戻しますが、「コーチングの資格」は、
取得して終わりではありません。

目的は、合格することや資格取得することではありません。
試験をひとつのマイルストーンとしてトレーニングを積み重ね、
受験時点での自分のコーチとしての力を知る機会として
活用していくと良いかと思います。

試験を意識して、
それをモチベーションにトレーニングを積み重ねる。
その内容に関して、フィードバックを受けて、
合格だったとしても、不合格だったとしても、
次に向けて、一段上のコーチを目指す。

「資格とは、学びの旅のフィードバックに過ぎない」

これがボクの資格の捉え方です。

「資格取得にいくらかかるのか?」

このような気持ちもわからなくはないのですが、
率直に申し上げると、この考え方自体がナンセンス、
とも言えます。

学び続ける費用や、コーチをつけ続ける費用は
月々ずっとかかり続けるものだと考えた方がいいでしょう。

なぜ、コーチはコーチをつけ続ける必要があるの?
という疑問がある方は、
「コーチがコーチをつけるべき3つの理由」について
動画にまとめていますのでご覧下さい。
【コーチがコーチをつけるべき3つの理由】
(時間 13分27秒)

【コーチングスクール選びを迷っている方へ】
もし、コーチングを学ぶことに興味があって、どこのスクールで学べばいいんだろう?と思っている方は、ボクが心を込めて書いた「コーチングスクールの選び方 特別レポート」をダウンロードしてください。このレポートには、2時間の動画セミナーへのリンクもついていますので、併せてご覧くださいね。

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