こんにちは。
自信のない方専属ライフコーチの林忠之です。
アメリカ本土は3回目。
2007年1月、ニューヨーク(以下NY)。
2014年5月、ナパ(カリフォルニア州)。
そして、
今回のポートランド(オレゴン州)。
思い返せば、NYに行った時も
まだ独立はしていないけれど、
コーチングを学び始めていたんだな。
コーチング歴3ヶ月くらいの頃だったな。
NYに行ったのは、娘が3歳になる頃で
ようやく妻から1人旅再開の許可が出た(^^)
2006年末にリクルートをやめて、
2月から次の会社に入るまでの期間に
1週間だけ、ただ、強い刺激を求めて行った。
NYでは、バンコクのような多様性というか、
初めてのボクが道を何度も聞かれた経験とか、
何でも、誰でも、ありなんだなと感覚と、
一方で、
詐欺に合いそうになった経験とか
英語が話せなくて、聞き取れなくて
何度もバカにされた経験とか
まぁ、大変だったなぁという感覚が残っている。
ナパでは、米国CTI主催のイベントに参加。
コーチングマインドを持った方々が多く、
英語でうまく自分を表現できないボクの話を
全身全霊で聞いてくれたり、
自分の言葉(日本語)で話していいよ、
と言ってくれたり、
すべてを受け入れてくれる人々の温かさや
心の広さ・深さを感じた体験だった。
コーチとして目指すべき
「あり方」をここでは学んだ。
その経験があったからこその
今回のポートランド。
「Portland Lifecoach」となんど検索しただろうか?
出てくる結果を一つ一つ丁寧に見ながら
プログラムを提供している会社や団体を調べたり、
いいタイミングで勉強会やセミナーをやっていないか?とか
参加しやすそうな短いプログラムはないか?とか
色々と探したけれど適当なものがなく、
最終手段として、どなたか、
コーチ個人に連絡をとってみようか?と思い至る。
当然だけれど、
英語のホームページしかないので
コーチのホームページを探しては時間をかけて読み、
なんとなくピンとくる人を数名に特定。
返信を頂けないかもしれないので
優先順位をつけて、勇気を出して連絡してみた。
いや、あっさり書いたけれど、
メールを送るまでに、
実は、、、、
探し始めてから2ヶ月くらいかかったんだよね。
相手もライフコーチとして活動している人なので、
こちらが誠実にメールを書けば、
きっと、誠実に返信してくれるだろう。
そして、都合さえ合えば、会ってくれるだろう。
でも、それが怖かった。
「会ってくれたら、どうしよう?」という
変な怖さ(笑)
わかる??
会ってくれて、ボクの英語力の低さのせいで、
もし、話が続かなくて、盛り上がらなくて、
10分くらいで終わってしまったらどうしよう?
ナパの時みたいに、
きっと、しっかり話を聞いてくれるよ。
受け入れてくれるよ。
でも、結局、あの時、
話したいこと話せなかったじゃん。
それじゃ、今回は、意味なくない??
いや、今回はスマホもあるし、
言葉の問題は、なんとかなるでしょ?
メールする?
いや、いや、
そんなドキドキしてまで、
会わなくてもいいんじゃない?
だから、
メールしなくていいんじゃない?
ただ、ポートランド行って、
普通に観光して帰ってくれば?
いやいやちょっと待て。
でも、逆に言えばさ、
ボクが「怖い」と感じていることなんて、
この程度のものなんだよね。
いいじゃん、盛り上がらなくても。
いいじゃん、挨拶だけさらっとして、
終わってしまっても。
自分が「いやだなぁ」と思うような結果を
受け入れればいいだけでした。
こんな会話を自分として、
ようやく思い切ってメールをしたのでした。
結果。
1時間半、お互いのことを話し、
アメリカでのコーチング、
日本でのコーチングについて情報交換し、
とっても素敵な時間を過ごせました(^^)
1997年、日本にコーチングが入ってきて約20年。
ボクがライフコーチング を始めて10年。
だいぶんアメリカに追いついてきてるのでは?
少なくとも、
大きく遅れをとっているという状況ではなさそうだ、
というのが実感でした。
ここでボクが、
ブログ読んでくれてる人に伝えたかったことは、
ボクは何でもさらっとやってしまえるように
見えているみたいなのだけど、
実はそうでもなくて、
こんな1通のメールを送るだけで
自分の中であーでもない、こーでもないと話し、
勇気を出して前に進んでいるんだってこと。
そして、いやだなぁと思う結果を
受け入れる覚悟さえすれば、
一歩を踏み出せるんだってこと。
いやな結果にフォーカスするのではなく、
手に入れたい結果にフォーカスして行動するってこと。
です。
ボク自身もまだまだこんなに
ドキドキしながら前進してるんで、
お互い「自分らしい人生」を生きられるように
自信はなくても勇気を持って頑張りましょう!
ポートランドは住みたくなるような素敵な街でした。
歩いていると内装が素敵なbarberがあって
中を覗いていると「Come on!」とお誘いを受け、
なぜかビールをご馳走になりました(^^)
月に1度行われているオープンハウスということで
常連さんや通りがかりの人に
ファンになって貰う為のイベントでした(^^)
みなさん気さくに話しかけてくださって、
30分ばかりでしたがとても楽しい時間を過ごしました。
Powell\’s City of Booksという本屋さんにも行ってきましたよ。
心理学系の本はたくさんあって、
特に「Self Help」の領域、
トラウマやアルコール依存など
カウンセリング領域の本が目立ちました。
同じくらい目立ったのは
「Relationship」の領域の本。
人間関係で悩んでいる人が
多いんだなぁということを感じました。
期待していたほど
「lifecoaching」「coaching」の本はなく
1冊だけ中古本で見つけたこちらを買いました。
でも、よく読んだら、
なんとイギリスの出版社の本というオチが(^^;)
今度はヨーロッパのコーチにも会いに行こうかな。
1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。