0期生 K.Tさん : 千葉県(執筆2012年2月)

執筆時職業:人材サービス業勤務

【体験談】

キャリアカウンセラーの資格を習得したのですが、何か物足りない。。。

就職・転職を支援する、「転職することがゴール」
はたして、それでいいのだろうか・・・と考えていました。

そんな時、私の上司から林さんを紹介していただいたのが
林さんとの出会いでした。
(ちなみに私の上司は、林さんのリクルート時代の上司です)

実際にキャリアカウンセラーとしてクライアントに接していると、
転職することが、
「クライアントにとっての理想」でない場合が多いのに気づきました。

例えば、
「上司がいやだから辞めたい」
「昇格できなかったから、自分は会社に不必要だ」と・・・
これってキャリアの相談ではない。

力になりたい。
勇気づけてあげたい。

そんなクライアントと、一緒になって将来を考え、ともに進む
そんな自分になれたらと思っていました。
それはまさしく「 ライフコーチ」でした。

こんな気持ちに、「ライフコーチ」がピッタリだったため、
数多くあるコーチングスクールの中から、
林さんが主宰の「ライフコーチワールド」を選びました。

はじめは、コーチって何?って感じでしたが、
今では、なんで私の上司が、
林さんを紹介してくれたのか、とても理解ができます。

実際に受講してみての感想ですが、少人数制なことと、
毎週オンラインを通じてのカリキュラムがあるので、
わからないところ、不明な点を確認しながら
受講することができました。
(毎週のオンラインは、スケジュール調整が大変でした!)

コーチとしての立場、スキルを学ぶのはもちろんですが、
人生を真剣に生きたいクライアントの成長を支援するため、
まずは「自分自身を知ること」のプログラムを徹底的に行いました。

が・・・意外と自分のことを知らない。

これまでの意思決定を整理し、
「この選択をしたのは何故?」などを実際に体験し、
ひとつひとつの確認を繰り返す体感プログラムは
「コーチ」に興味ある方でも、そうでない方でも
体験した方がいいと思います。
みなさん、意外と自分のことを知らないはずです。

プログラムから少し脱線することもありましたが、
雑談の中から他の受講メンバーは
「そう受け取ったんだ」と感じるようになってきました。

つまり、普段の生活の、普段のほんの些細な会話の中も
今までと、「聴く」内容と「観る」景色が明らかに変わってきました。

メンターコーチも林さんにお願いしているのですが、
林さんからはいつも、そんな捉え方があったかと
「気付き」をもらっています。

例えば、
職場で、あれもこれもそれも担当外の色々な事を任されて、
ただでさえ忙しいのにそんなに出来ないよ!・・・と考えていましたが、
林さんと話をしていると
「あっこれは色々な事を覚えられるチャンスだ!」
と発想を切り替えることができるようになりました。

と同時に、なんでその発想にならなかったのだろうと、
自分をちょっと責めたり、情けなくなったりもします。

今までの人生の中で、その発想にならなかったことで
どれだけ機会を損失してきたんだろう・・・
と本当に考えさせられた言葉だったからです。

ですから、
ちょっと相談してみようかなって、
軽い気持ちの方は向かないと思います。

林さんは、いつも前向きで
多くの人に勇気を与えたいと本気で想っており
奥さん、娘さんも大切にして
旅行・写真など趣味の時間をつくり
ICF国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチの資格取得し
3年越しの夢が叶い小説の出版を実現

と、講師としての立場だけではなく
目の前で、自らの夢を叶えている。

コーチとしてだけでなく、生き方が素晴らしい方です。

私は人材関係の仕事をしているのですが、
林さんのスクールでの講座で学ぶこと、
また林さんをコーチとして付けることを
人材業界の方に是非お勧めしたいです。

何故なら、私は「採用のプロとして~」なんて言いながら
いつのまにか企業側の目線になってしまっていました。

社長や人事の方の目線で組織や求職者をみてしまっていました。
社長や人事の方に喜んでもらえることがゴールだと思ってしまっていました。
従業員がみんながイキイキと働いていることがゴールですよね。

そこで働く従業員のこと
また、転職しようとしている方の本当の気持ち
ここを見ないふりをしていていいのでしょうか?

ですから、真に「採用のプロ」を名乗るためにも、
「一人ひとりの人生をしっかりと見据えることができる」プロを
人材業界に増やしていければと思うのです。

最後に、少しだけ私の夢をお話しします。

私は、若者の就職支援に携わりたい!

新卒大学生の3人に1人が3年以内に離職し、
第二新卒者として転職活動を行っています。

そして、フリーターとなって正社員として働きたいのに
働けない若者がどんどん増えています。

しかし国はそこに対し、大した施策を打ち出していません。
ハローワーク経由で、一旦助成金でもだしとけって感じです。

では、私に何ができるのか?

「若者」と、「企業」の間に立って提案することならできる
と考えるようになってきました。

具体的には・・・
働く目的を見出せない若者に対し、
働くことに対する意欲を芽生えさせると同時に、
ミスマッチのない雇用の創出に取り組み
若者を採用する企業に向けて
若年層の早期離職防止のために企業が取り組むべき
リテンション活動のポイントなど、提案していきたい。

大きな夢ですが、国がやらないこと、できないことを
できればと思っています。

K.T

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