LCWに申込み時の年齢、職業:34歳、主婦(駐在員の妻として帯同)
ライフコーチワールドAmerica/New York
にて受講された
E.Kさんが、体験談を書いて下さいました。
【体験談】
わたしはあるコーチのブログがきっかけで8年ほど前にコーチングを知り、軽やかに生きているそのコーチの生き方に魅了されて、コーチングに興味を持ちました。
コーチングベースの本やオンラインサロンなどを活用して、生活の中に『自分と向き合う時間』を取り入れるようになり、数年かけて自分の大切なものや考え方が明確になっていきました。
そしてどんどん生きやすくなった感動からコーチングに魅力を感じ、生きづらさを感じている人に、本当の自分を知る感動や、生きることへの希望を味わってほしいという気持ちが芽生えました。
そんな時、夫の海外転勤が決まり、仕事を辞めて専業主婦になったのを機に、人が自分と向き合ってよりその人らしい人生を歩んでいく手助けをしようと決めました。
だけど、わたしはコーチからコーチングを受けたことがなかったため、自分一人で向き合うのと、どう違うのだろうかと実際にコーチをつけてコーチングを受け始めました。
するとコーチが鏡になってわたしの思考の癖をそのまま伝えてくれたことで、たった数回のセッションでも、自分一人で向き合い続けてきた時には気づかなかった思い込みや、自分自身に対して持っているイメージなどが見えてきました。
コーチと一緒に向き合うと自分では気づかなかったことを知れて、新たな世界が広がる感覚を得たため、生きづらさを抱えている人の役に立てるという確信が持てたことから、コーチングを学ぶと決めました。
そこで海外からでもオンラインのみで受講ができること、こちらの都合が良い時間に合わせてもらえることを条件に探しました。
様々なコーチングがある中でも、クライアントの人生全体を対象としているコーチングを学びたいと思って探したところ、LCWのホームページにたどりつき、ゆきさんが持つ、ライフコーチングやそこで学ぶ方への熱い思いや、学んでいるみなさんが互いを尊重し合っている雰囲気、さらに学び終えた後も勉強会に参加できることも魅力で、ここで学ぶことに決めました。
LCWでの学びをスタートする時点で、以前は他人の目を気にして疲弊していたわたしも、数年間自分と向き合い続け、自分の軸のようなものを感じるようになってきていました。
しかし、時に人との関わりの中で大きく心が揺れたり、いつも何かにせかされているような感覚、自分を認められないところがありました。
そこでLCWに参加して、ありのままの自分を受け入れて、もっと軽やかに穏やかな気持ちで毎日を過ごせるようになりたい。
そして他の人をサポートできるコーチングのスキルを身につけたいと、これから始まる学びや、コーチとのセッションにワクワクしていました。
学びが始まってすぐに、ゆきさんがこちらまで来て2日間直接講義をしてくださいました。
そこで実技を通して体感した『クライアントの成長した姿を感じる』ことは、わたしが今クライアントと向き合う際にとても役立っています。
また、自分のペースで質問したり納得がいくまで説明していただけたのは、マンツーマントレーニングならではの良さでした。
わたしがコーチとしての力が一番育ったと感じたのは、他の講師の方や卒業生に協力していただき、3人でコーチ、クライアント、フィードバックを交互にやるトレーニングです。
最初はクライアントの話から何も感じとるこができずに落ち込み、トレーニングの度に変な汗をかいていました。
しかしそこでは安心して、できない自分をさらけ出すことができ、何度も失敗と反省を繰り返しながら少しずつ、様々なものを感じる感覚をつかんでいきました。
それと合わせて、ゆきさんのコーチングを受ける中で、わたしが何にモヤモヤしていたのかが見えてきて、やっと自分で自分を大切にできるようになってきました。
そして一人ではとても無理だった、自分の中に湧いてくる不快な感情と一緒に過ごし、それが昇華されていく経験ができたのは、コーチが一緒だったからだと実感しています。
このトレーニング期間を通し、スキルの面だけではなく、最も重要な『自分の基盤を整える』という面でも、コーチとして歩んでいく上での土台ができました。
LCWのプログラムは、ライフコーチングの基礎を学びたい人はもちろん、自分自身がグラグラと揺れていて、向き合い方が分からずにもがいている人、そんな自分ととことん向き合おうと決めた人にはぜひおすすめしたいです。
わたしはこれからも自分と向き合う時間を大切にしながら、ライフコーチとして、自分の軸が見えず周りの目を気にして生きづらさを感じている人が、自分を認めてわたしらしいと胸を張って人生を歩んでいけるよう、サポートしていきたいと思います。
2023年9月執筆 E.K
1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。